大垣工場における第二組立塗装棟竣工記念式典について

2023年7月7日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社(東京本社:東京都品川区、社長:山本 明)は、グローバル生産体制再編の一環で大垣工場(岐阜県大垣市)に新設を進めてきた第二組立塗装棟が完成したことから、6月30日に「第二組立塗装棟竣工記念式典」を執り行いました。式典にはお世話になった施工業者様や協力企業様など来賓の方々にお越し頂き、当社からは社長や各部門の代表、大垣事業所長、大垣事業所従業員などの関係者が出席しました。

 竣工式で神事を執り行ったのちに落成式を執り行い、山本社長は工事に携わって下さった方への感謝を述べ、時代の流れのなかで人と環境に優しい建機を作ることの重要性は一層増しており、工場を主体にこれからも世界一の建機を作っていきたいとの意気込みを語りました。また、来賓の方や施工業者様から第二組立塗装棟の完成にあたり祝辞を頂くとともに、一連の工事でご尽力頂いた岐建株式会社様と安田電気暖房株式会社様に当社から感謝状を贈呈しました。
 その後、来賓の方や従業員に見守られながら出荷式を執り行い、第二組立塗装棟で製造された第一号機がお披露目されました。

 コベルコ建機はこれからも『ユーザー現場主義』に基づき、お客様ニーズに応えるべく技術の発展に努め、お客様へのさらなる商品価値の提供を目指すことはもちろんのこと、柔軟かつ環境変化に強い製品供給体制の構築を目指します。


竣工式 神事


落成式 山本社長挨拶


第一号機 完成


第二組立塗装棟 建屋

<大垣工場第二組立塗装棟新設の経緯と概要>

 2022年6月にお知らせしました通り、当社は収益安定化と生産コストの低減に向け、環境変化による生産量変動への対応力を強化するために、ショベル事業のグローバル生産体制再編を進めております。
 日本国内については、五日市工場(広島県広島市)と大垣工場の2拠点体制としておりますが、両工場の生産負荷(五日市生産能力10,500台/年、大垣生産能力8,500台/年)が高まっていることから、両工場の生産を補完するために大垣工場の生産能力をこの度増強しました。具体的には、今回の第二組立塗装棟では、現在五日市工場で生産している7トンクラスのショベルと大垣工場で現在も生産している5トンクラスのミニショベルの2モデルを合計3,000台生産が可能で、両工場での台数負荷を補完するかたちで、柔軟な生産が可能となります。
 また、組立ラインの新設とともに製缶能力も増強され、大垣工場の生産能力は8,500台/年から11,500台/年に高まりました。

<大垣工場の概要>

所在地:岐阜県大垣市本今町1682番地7
生産機種:1~5トンクラスのミニショベル
 ⇒ 第二組立塗装棟新設により、上記に加え7トンクラスの油圧ショベル
生産能力:ミニショベル8,500台/年
 ⇒ 第二組立塗装棟新設により、11,500台/年に増強
主な出荷先:全世界

<ご参考>

 

*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。

以上