コンプライアンス

コベルコ建機グループでは、全ての差異を超えた「人」としての基本的な行動指針として、コンプライアンスの強化に努めています。そのためには役員をはじめ従業員一人ひとりが常にコンプライアンスを意識して行動できるような環境が必要と考え、新しい仕組みづくりや、研修などを通じた意識改革などを実施。さまざまな取り組みを通じ、コンプライアンスの徹底を図っています。

- INTERGRITY - 真撃な姿勢で

コンプライアンスは、全ての行動・理念の大前提です。そして、INTEGRITY(真摯)はコンプライアンスを実現するために最も重要な姿勢です。国や地域、会社や部署、取引先、一対一の関係においても、私たちは誠実を旨に、様々なルールとマナーを遵守しなければいけません。いかなる権力や圧力にも屈せず、高い倫理観と真摯な姿勢を持ち続けることが、スピリットを含む企業理念を体現するための基盤になります。理念を、自分の信念に変え、1つ1つ実現していくこと。それこそが、私たちが目指す姿です。

コンプライアンスへの取り組み

企業活動の大前提は「コンプライアンスの遵守」にあるという考えのもと、判断基準/行動基準の優先順位を意識しながら、日々の業務に取り組んでいます。

どのような判断/行動であっても、「倫理観に則った誠実で真摯な判断/行動をしていると胸を張って言えるか」を常に自問自答し、コンプライアンスに沿った適切な判断/行動を実行できるように、従業員の教育研修を繰り返し行っています。

特に近年は「コベルコ建機グループのコンプライアンス」を推進する活動を国内のみに留まらず、海外のグループ会社においても積極的に行っています。活動実施に当たっては、コンプライアンスへの意識を促すとともに、法律・社会習慣・慣行などの相違点を理解しながら現地の状況に合わせた活動を展開しています。

インドネシアでの研修の様子

インドネシアでの研修の様子

海外でのコンプライアンス強化に向けた取り組み

内部通報システムの導入

すでに日本では国内グループ会社への展開も完了しており、周知が進んでいる内部通報システムですが、海外ではまだなじみのない国も多々あります。法務・監査部コンプライアンス統括グループでは、内部通報システムを導入することでゴールとは考えず、現地で適切な運用がなされるように、各海外現地法人に対して継続的なサポートを行っています。

東南アジアでは、内部通報システムを従業員が利用しやすいように、内部通報の連絡先を記載した名刺サイズの内部通報カードを従業員に配布しています。

内部通報カード

内部通報カード

安全保障貿易管理研修

コンプライアンス統括グループでは、海外のグループ会社におけるコンプライアンス強化活動の一環として、安全保障貿易管理に対する取り組みも合わせて行っています。

安全保障貿易管理のチェックポイント

POINT.01【該非判定の確認】POINT.02【顧客審査】POINT.03【用途審査】


POINT.01【該非判定の確認】POINT.02【顧客審査】POINT.03【用途審査】