広島事業所への再生可能エネルギー由来の電力導入について

2023年4月3日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社(東京本社:東京都品川区、社長:山本 明、以下「当社」)では、2023年4月1日より、カーボンニュートラルの達成に向けた取組みの一環として、広島事業所の五日市工場において、中国電力株式会社(社長 瀧本 夏彦、以下「中国電力」)が提供する再生可能エネルギー由来の電力を導入することを決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 当社を含むKOBELCOグループは、CO2削減への取組みを経営上の最重要課題であると認識しており、2021年5月に2050年のカーボンニュートラルへ挑戦し、カーボンニュートラルへの移行の中で 企業価値の向上を目指すことを表明しました。本件は、その目標達成に向けた取組みのひとつであり、今後も当社に於ける工場および建物の省エネ化を進めてまいります。

【ご参考1】KOBELCOグループの温室効果ガス排出量削減に関する目標・ビジョン

2030年目標 2050年ビジョン
生産プロセスにおけるCO2削減 30%~40%削減 (2013年度比) カーボンニュートラルへ挑戦し、達成を目指す

【ご参考2】コベルコ建機の温室効果ガス排出量削減目標

2030年度45.9%削減(2013年度比)

 今回導入した再生可能エネルギー由来の電力は、中国電力が再生可能エネルギー発電所(水力・太陽光・バイオマス)で発電した電気を環境価値と併せて販売するCO2排出量ゼロの電力です。導入工場の電力使用量は、約10,080MWh(2022年1月~2022年12月の実績値)であり、再エネ電力導入により約5,494t(2022年1月~2022年12月の電力使用量から算出、CO2排出係数2021年度実績から算出)のCO2排出削減が可能となります。

 コベルコ建機グループは、開発・生産・物流・販売の事業サイクルに合わせ、さまざまな環境保全活動を展開しています。工場ごとのCO2低減につながる省エネ活動や廃棄物削減などの取り組み、生産や開発においても、低燃費などの環境性能を高めた製品づくりを進め、環境保全に努めてまいります。

*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。

以上