2017年7月10日
コベルコ建機株式会社
コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:楢木 一秀、以下:コベルコ建機)は、オフロード法※12014年基準に適合した新型20トンクラス油圧ショベルの販売を、2017年9月1日より開始いたします。
機種名 | SK200 |
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本体型式 | SK200-10 |
運転質量 | 20,500kg |
販売価格 (税抜) |
19,367千円 |
値上げ率 (従来機比) |
+8% |
販売開始時期 | 2017年9月1日 |
今回開発した新型20トン級油圧ショベルは、昨年9月から順次発売を開始している25トン~50トンクラスのモデル展開となり、新エンジンを搭載しています。旧モデルでPM(粒子状物質)排出量を削減するために搭載したDPF(排出ガス後処理装置)に加え、2014年基準NOx(窒素酸化物)排出量を削減するために尿素SCR(選択的触媒還元)を追加するなどの工夫により、オフロード法2014年基準をクリアしました。
コベルコ建機はこのモデルの発売で、『低燃費のコベルコ』としての燃費改善に向けた取り組みに加え、優れた耐久性を兼ね備えた製品を目指し、メインコンセプトを『低燃費、さらに高耐久』としました。その結果、今回販売を開始する製品は、より一層の燃費性能向上を達成するとともに、高い耐久性を持った機械となります。
燃費性能の面では、旧モデルと比較すると、Hモード(作業優先モード)で▲12%、Sモード(省エネ・燃費重視モード)では▲10%、ECOモードでは▲6%まで低燃費を実現しました。
また、耐久性の向上として、機器類の故障予兆を検知できる予防保全機能の搭載、新車保証期間の延長、フィルタ類の見直し、アタッチメントの強度強化などにより、高い耐久性を兼ね備えています。これらの低燃費性能と高耐久性により、更なる環境負荷の低減、お客さまのライフサイクルコスト低減が可能になりました。さらに、安全性の向上として「衝突軽減システム」(仮称)を新たにオプション設定しました。
コベルコ建機は、『低燃費のコベルコ』の評価に応えるべく、ハイブリッド機のみならず通常型ショベルにおいても環境に配慮した省エネルギー・低燃費のショベル開発に取り組んでまいりましたが、これからは低燃費によるランニングコスト削減のメリットに加えて、『低燃費、さらに高耐久』をコンセプトに、高い耐久性によるライフサイクルコスト低減のメリットを付加して、お客様へさらなる商品価値を提供してまいります。
※1 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律。
※2 延長保証の利用には一定の条件がありますので、詳細はお問い合わせください。
※3 レンタル向け機械については無償メンテナンス対象外となります。
機種名 | SK200 |
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本体型式 | SK200-10 |
運転質量 kg | 20,500 |
標準バケット容量 (山積 / 平積)m3 |
0.8 / 0.59 | |
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旋回速度min-1 | 12.7 | |
走行速度km/h | 1速 3.6 / 2速 6.0 | |
登坂能力% | 70 | |
最大掘削力 | バケット 新JISkN |
通常時 143 / 昇圧時 157 |
アーム 新JISkN |
通常時 102 / 昇圧時 112 |
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接地圧kPa | 46 |
全長mm | 9,600 |
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全幅mm | 2,800 |
全高mm | 3,010 |
型式 | 日野 J05E-UM |
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種類 | 直接噴射式排気ターボ過給(インタークーラ)付 ディーゼルエンジン |
定格出力 / 回転数kW/min-1 | 119 / 2,000 |
燃料タンク容量L | 320 |
最大掘削半径mm | 9,900 |
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最大掘削深さmm | 6,700 |
最大掘削高さmm | 9,720 |
最大ダンプ高さmm | 6,910 |
『SK200-10』
*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。
以上