2016年12月19日
コベルコ建機株式会社
コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:楢木 一秀、以下:コベルコ建機)は、ラフテレーンクレーン『PANTHER250(最大つり上げ能力25トン)』(型式:RK250-9)、『PANTHER700(最大つり上げ能力70トン)』(型式:RK700-3)を2017年1月1日より国内向けに販売を開始いたします。
今回販売する2機種は、最新のディーゼル特殊自動車2014年排出ガス規制適合エンジンを搭載するとともに、さらなる安全性と省スペースでの作業を可能としました。さらに安全走行をアシストする機能やセットアップラジコンを新たに設定しております。
コベルコ建機は、これからもお客様のニーズに応えるべく、ホイールクレーンの一層の充実に努め、お客様の期待に応えて参ります。
販売価格および販売目標台数は以下の通りです。
機種名 |
PANTHER250 |
PANTHER700 |
型式 |
RK250-9 |
RK700-3 |
最大つり上げ能力 |
25t×3.5m |
70t×2.1m |
エンジン |
名称 |
カミンズ
QSB6.7-4C |
カミンズ
QSL9-4B |
最大出力 |
201kW/2,000min-1 |
283kW/1,900min-1 |
販売価格 (単位:万円) |
4,600 |
9,600 |
年間販売目標台数 |
20台 |
20台 |
販売開始時期 |
2017年1月1日 |
※販売価格はクレーン基本仕様の価格です。
効率的なワンマンオペレーションが可能
- 周囲の状況を確認しながら、安全で効率的に作業準備や格納作業が行える『セットアップラジコン』を採用。手元のラジコン操作で、アルミ敷板4枚の設置・格納、アウトリガのスライド、ジャッキの設置・格納、ジブの装着・格納を行うことが可能です。
※セットアップラジコンで可能なクレーン操作は、アルミ敷板の設置・格納、アウトリガの張出・格納、ジブの装着・格納のみで、クレーン作業には使用できません。
好評なSACO Jibが進化
- 新機構の採用により補助ロープを不要とするとともに、セットアップラジコンの採用で、ジブの装着・格納作業における高所作業をなくし、キャブへの昇降回数削減も実現しました。また、フルオートジブを採用したことにより、ジブによる高揚程作業が、飛躍的に向上しました。
操作性の向上と作業効率アップ
- 大型マルチファンクションディスプレイを採用、10.4インチカラータッチパネルにクレーンの作業情報や、各種操作設定の機能を集約することで、作業効率を高めました。さらに感圧式タッチパネルの採用により、手袋をした状態でも操作可能となりました。
- 操作レバーに電気式操作システムを採用し、これまでにないフィット感のある操作性を実現しました。旋回・ブーム起伏・ジブチルトの操作速度をそれぞれ5段階に設定可能で、オペレータのフィーリングに合わせた操作が可能となります。また、運転席からの視認性も向上しています。
- 俯瞰映像表示装置『ワイドサイトビュー』を搭載し、クレーンを上から見たような映像を大型カラーディスプレイに表示、周囲の状況把握や安全確認をサポートします。また、人物検知警報装置『ヒューマンアラートシステム』は、運転席から確認しづらい車両左側面の歩行者や、自転車などに乗った人物を検知し、ブザーでお知らせします。
- ディーゼル特殊自動車2014年排出ガス規制に対応
- 『燃料消費モニタ』や『エコモード』、ならびに『ポジティブ・コントロール』といった、環境に配慮した機能を搭載いたしました。
※1 パンサービューシステムは、様々な機能によって運転者の安全な走行をアシストする運転支援システムですが、悪天候下や夜間等、外部環境によって十分に機能しない場合があります。
![](/jp/news/2016/tn29gt00000008xm-img/pic01.jpg)
『PANTHER250』
![](/jp/news/2016/tn29gt00000008xm-img/pic02.jpg)
『PANTHER700』
『PANTHER250』の製品詳細ページ
『PANTHER700』の製品詳細ページ
*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。
以上