2025年12月4日
コベルコ建機株式会社
コベルコ建機株式会社は、2025年11月26日、東京本社(品川区)にて「第2回 KOBELCO Blue Green賞」を発表しました。
本賞は、コベルコ建機グループの理念をまとめた「フィロソフィー」を実践する社内活動を選び、グループ全体で共有することで、企業理念の浸透と実践、魅力ある会社づくりを目指す表彰制度です。職場の活気や毎日の業務をより楽しくするための身近な活動も対象としています。創立25周年を迎えた昨年、当社ブランドカラーの「ブルーグリーン」にちなんで制定しました。
今年は、国内のコベルコ建機グループの全企業と海外現地法人が参加しました。各事業部内における一次審査で選出された活動のメンバーによるプレゼンを社内配信し、従業員投票により各賞を決定しました。
今回、働き方や価値観の多様化が進む中で、従業員一人ひとりが「より良い職場をつくりたい」「仲間とともに働きがいを高めたい」という思いから、さまざまな価値観に配慮しつつ、職場環境の向上に取り組む姿勢が多く見られました。金賞、銀賞、銅賞のうち、2つが従業員の働きがい向上に関する活動でした。
支払方法の利便性や、他事業所と比較した際の食事の質について、不満の声が寄せられていた。そこで、従業員アンケートで把握した要望を踏まえ、キャッシュレス決済と給与天引システムを導入し、食事メニューを拡充した。温蔵庫の設置や食事残数のモニター表示などを行い、従業員の利便性と満足度を向上させた。食堂ホールのリニューアルや接客改善にも取り組み、食堂が仕事の活力源となるよう再生した。
地元工業高校でからくり作品制作と溶接実習を実施した。従業員が講師となり、生徒にQC(Quality Control)手法を教え、主体的に製作を進められるよう支援した。学校とのつながりを強化し、当社やものづくりの魅力を伝える場を設けたことで、企業イメージが向上し、就職希望者も増加した。
当社のものづくり力や挑戦を楽しむ社風を社内外に発信し、認知度向上と部門間コミュニケーションの活性化を目指した。開発や製造部門など部門横断で協力し、バケット型の椅子を制作した。実物や制作過程の動画をSNSで公開したところ、社内外より好評を得た。活動を通じて交流が深まり、アイデアが飛び交う職場づくりに寄与した。
表彰式で、平田 誠二取締役執行役員は「本賞は、設立当初から『フィロソフィーの実践』と『明るく風通しの良い職場づくり』をテーマに、さらに『身近に取り組める活動』を加えてスタートしました。今回の活動は、まさにその目的にかなったものであり、多くの方々から支持をいただけたのだと思います。ぜひ、こうした工夫や挑戦を続け、コベルコ建機グループの成長、そして豊かな社会への貢献につなげていきましょう。」とコメントし、参加者はお互いの活動を称え合いました。
コベルコ建機グループは、フィロソフィーに基づく活動をさらに促進し、定着を図ることで、従業員一人ひとりの働きがいを高め、真に価値ある商品、サービス、 情報を提供することでお客様の満足に応えてまいります。

取締役執行役員の平田からのお話

大久保事業所の「サラメシパワーアップ大作戦」

大垣事業所の「溶接課外授業とからくり伝授」

バケットチェア制作プロジェクトの
「全力で○○作ってみた」
<ご参考>
*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。
以上