「第23回 コベルコ設計者 【チャレンジャー】の集い」を開催しました

2024年12月26日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社は、2024年12月13日、広島事業所(広島県広島市)にて「第23回 コベルコ設計者【チャレンジャー】の集い」を開催しました。
 本会は、開発などにおける活動成果を発信し共有する報告会です。成果を褒められ認められることで自信を付けつつ、自ら発信し伝える力を向上することを目的に開催しています。第一部の「朝会プレゼンのMVP報告会」と第二部の「チャレンジャーの集い」で構成されています。設計者を対象に始まった大会ですが、本社部門やグループ会社、現地法人にも参加枠を広げ、いまや社内の一大イベントの一つとなっています。

【第一部:朝会プレゼンのMVP報告会】

 「朝会プレゼン」とは、開発系の部署が主体になり、開催毎週火・水曜日の朝8時30分から15分間、報告者1人を決めて「業務に関する活動報告」、「英語プレゼン」を行う活動です。約200名が聴講し報告者にフィードバックをすることで、伝える技の研鑽と習得に努めています。

 本会では、24年度上期に「朝会プレゼン」で発表された案件から選ばれた4件の報告がありました。MVPを獲得したのは、重機オペレーターの負荷軽減や安全性向上に着目し、さまざまな部署を巻き込みながら新たな技術の導入を目指す活動について発表した中堅社員でした。技術的課題や機能向上のステップを整理し、スピード感を持って基本性能の検証まで行ったことが評価されました。
 また、「英語プレゼン」では、わかりやすい英語や楽しいテーマが評価された若手社員がグローバルコベルコ賞(1位)に選ばれました。

 

【第二部:チャレンジャーの集い】

 日頃の開発や業務効率化に向けて果敢に取り組んだ活動として推薦された5件の活動報告がありました。
1位は、「令和6年度 日本建設機械施工大賞」において「大賞部門 優秀賞」を受賞した「K-DIVE」の土砂災害復旧工事を報告した中堅社員でした。現場に飛び込み、関係会社との信頼関係を築く努力や、「K-DIVE」による生産性向上、社会的価値など、当社のフィロソフィーを体現していることが評価されました。

 表彰式では、山本 明社長は下記のとおり述べました。
 「ものづくりに携わるにあたり、次工程はお客様と考え、自分が作ったものが次工程に届いたときに安心して手に取ってもらえるようにするという意識で、改善を続けていってほしい。お客様にこれまで以上によりよい製品・サービスをお届けするには、何を変えるべきかをたえず考え、今後も新しいことに挑戦してください。」

 今後もコベルコ建機は、「ユーザ現場主義」を胸に、最高品質の製品をお客様にお届けするために、社員一人ひとりが自発的に意見を発信し、それらを日々の業務に反映していく活動を継続していきます。

「第23回 コベルコ設計者 【チャレンジャー】の集い」の様子

「第23回 コベルコ設計者【チャレンジャー】の集い」の様子

 

*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。

 

以上