「第22回 コベルコ設計者 【チャレンジャー】の集い」を開催しました

2024年6月28日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社は、2024年6月11日、大久保事業所(兵庫県明石市)にて「第22回 コベルコ設計者【チャレンジャー】の集い」を開催しました。
 本会は、開発などにおける活動成果を発信し共有する報告会です。成果を褒められ認められることで自信を付けつつ、自ら発信し伝える力を向上することを目的に開催しています。第一部の「朝会プレゼンのMVP報告会」と第二部の「チャレンジャーの集い」からなります。

第一部:朝会プレゼンのMVP報告会

 「朝会プレゼン」とは、開発系の部署が主体になり、開催毎週火・水曜日の朝8時30分から15分間、報告者1人を決めて「業務に関する活動報告」「英語プレゼン」を行う活動です。約200名が聴講し報告者にフィードバックをすることで、伝える技の研鑽と習得に努めています。

 本会では、23年度下期に「朝会プレゼン」で発表された案件から選ばれた4件の報告がありました。そのなかでMVPを獲得したのは、工事に携わる施工者、管理者、作業者の視点を意識しながら、商品と工法の対応関係を明らかにし、製品の差別化につなげる活動について発表したクレーン開発部の中堅社員でした。お客様の立場になり、仮説を立てたうえのでヒアリング方法を生み出した点などが評価されました。
また、「英語プレゼン」では、ストーリーとしての面白さや英語での伝える力が評価されたシステム・コンポーネント開発部の若手社員がグローバルコベルコ賞(1位)に選ばれました。

 

第二部:チャレンジャーの集い

 日頃の開発や業務効率化に向けて果敢に取り組んだ活動として推薦された4名が活動報告を行いました。第1位になったのは、海外の設計会社と協業しながら、新規開発について報告したクレーン開発部の中堅社員でした。新規開発の過程でプロジェクトへの共感者を増やしつつ、当社の設計・製造の幅を広げ、より安全な製品を提供できることを実証した点が評価されました。

 講評として、平田 誠二 取締役 執行役員は「自分で旗印を掲げ、周りに宣言をすることがチャレンジの一歩です。何を実現したいのか実現できるのか、まずは目標を設定し、その内容を自ら発信することでコミットする、そしてその内容をどんどん実現していきましょう」、また山下 耕治 技術開発本部長は「何事も始めなければ進まないので、小さくてもよいのでチャレンジを計画してほしい。少しずつでも継続していけば、大きなチャレンジになります。魅力的な製品の開発を実現できるようチャレンジしていきましょう」と述べました。

今後も、コベルコ建機は、最高品質の製品を開発・製造するため、社員一人ひとりが自発的に意見や考えを発信し、チャレンジできる環境を整備していくための活動を継続して行っていきます。

「第22回 コベルコ設計者【チャレンジャー】の集い」の様子

 

*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。

 

以上