コベルコ建機グループ内の組織再編について

2023年10月16日
コベルコ建機株式会社

　コベルコ建機株式会社（本社：東京都品川区、社長：山本 明）は、建設機械のレンタル事業及び中古車販売事業の強化を目的に、コベルコ建機グループ内の組織再編を決定しましたのでお知らせします。

　具体的には、当社の連結子会社である建設機械レンタル会社のトーヨースギウエ株式会社、株式会社ササイナカムラ、株式会社ワイズヨシハラの3社を2024年4月1日に経営統合し、商号をコベルコ建機トータルサポート株式会社とします。また、ショベルと移動式クレーンの中古建設機械販売会社であるコベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社について、クレーン部門はコベルコ建機株式会社に移管、ショベル部門はコベルコ建機日本株式会社に移管します。

　コベルコ建機グループでは、お客様の幅広いご要望にお応えするため、部品販売やアフターサービス事業、中古車販売事業、レンタル事業といった「ストックビジネス」に注力しています。
　このたび、経営の効率化を図るとともに、建設機械の販売・サービスからレンタル、中古車販売まで、建設機械のトータルソリューションの実現を図り、コベルコ建機グループのバリューチェーンの再編を行うことで、お客様の利便性をより一層追求した体制とします。
　加えて、昨今の資材等の調達価格上昇や、建設業界で急速に進むDX化といった変化に迅速に対応しつつ、今後継続して「ストックビジネス」による安定的な収益増加を図ります。

1．建設機械レンタル会社3社の経営統合

1）経営統合の目的

• ①お客様への対応力向上

  引き続き地場に根付いた地域密着型の事業運営は変えることなく、規模拡大により購買調達力を強化し、仕入れコストを圧縮、またレンタル資産を共同保有して柔軟な資産配置を可能とすることで、お客様のご要望により迅速に応えられる体制を構築します。

• ②新技術に対応できる人材の確保と採用・人材育成の強化

  経営統合による規模拡大とコベルコ建機グループ内での連携強化により、レンタル業界のDX化に対応できる専門知識を持った人材の確保・育成を図り、お客様の様々な要望に的確かつ迅速に対応していきます。

• ③内部統制機能の強化

  3社の本社部門集約により合理化を図るとともに、コンプライアンス経営の徹底に向け、内部統制機能の強化と専門スタッフの拡充を図ります。

2）経営統合の要旨

• ①経営統合の日程

  効力発生日　2024年4月1日（予定）

• ②経営統合の方式

  トーヨースギウエが、ササイナカムラ、ワイズヨシハラの2社を吸収合併します。

• ③経営統合に係る株式・財産等の交付の内容

  本件経営統合による株式その他の金銭等の交付はありません。

• ④経営統合後の社名

  コベルコ建機トータルサポート株式会社

3）経営統合当事会社の概要

4）経営統合後の概要

2．コベルコ建機インターナショナルトレーディングの組織再編

1）組織再編の目的

• ①サプライチェーン全体を通して、お客様のニーズに沿う体制に

  クレーンの新車販売を担っているコベルコ建機、ショベルの新車販売を担っているコベルコ建機日本に、コベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社のクレーン部門、ショベル部門をそれぞれ統合することにより、お客様に対して、新車販売から中古車買い取り・転売まで、サプライチェーン全体の対応ができる体制を構築します。

• ②中古車事業のブランド強化

  コベルコ建機及びコベルコ建機日本の整備・サービス部門との一体化により、中古車の海外および国内再販においてお客様に満足いただける品質とサービスを提供する体制を強化します。

2）組織再編の要旨

• ①組織再編の日程

  効力発生日　2024年4月1日（予定）

• ②組織再編の方式

  コベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社のクレーン部門をコベルコ建機に吸収分割することを予定しています。また、同日付で分割後のコベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社（ショベル部門）をコベルコ建機日本が吸収合併することを予定しています

• ③組織再編に係る株式・財産等の交付の内容

  本件組織再編による株式その他の金銭等の交付はありません。

3）当事会社の概要

[組織再編により消滅する会社]

[コベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社 クレーン部門の移管先]

[コベルコ建機インターナショナルトレーディング株式会社 ショベル部門の移管先]

＊記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。

以上