クローラクレーン「Mastertech7200G NEO」が
「機械工業デザイン賞 IDEA」の「日本産業機械工業会賞」を受賞

2023年7月27日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:山本 明)は、日刊工業新聞社が主催する「第53回機械工業デザイン賞 IDEA」において、主に産業機械・機器関連の優れた製品に贈られる「日本産業機械工業会賞」を、クローラクレーン「Mastertech7200G NEO」で受賞しました。

受賞理由

 働き方を変え、働く人を守り、働く環境を快適にし、さらには持続可能な地球環境の実現に貢献するという、クレーンに関わるすべての人のことを考えた「ヒューマンコンセプト・クレーン」を基軸に、輸送性・組立性・省エネ性などの既得性能を継承している点や、加えて、機能・性能・品質をより向上させ、ハードとソフトにバランスの取れた完成度の高い仕上がりとした点などが評価されました。

受賞製品「Mastertech7200G NEO」について

 クレーンに関わるすべての人のニーズをさまざまな角度から取り入れて開発した200トンクラスのクローラクレーンです。  本体からウインチをなくして本体輸送重量を軽量化するとともに、アタッチメントの一体輸送と一体組立を実現しました。従来からのコンパクトボディを継承しながらも、つり上げ能力はタワー仕様で従来機比最大約25%向上(クレーン仕様は同約10%向上)と、ワンクラス上の能力である「Mega Luffing(メガラッフィング)250」を実現し、大幅な作業性能向上を達成しています。
 また、作業時の安全性を高める各種装備や、オペレータの作業性はもちろんのこと、快適性を追求した新型運転席「delight(デライト)キャブ」を採用しました。
 加えて、これまで熟練の運転技術が必要とされたクレーン操作のいくつかを機械がアシストするオペレータアシスト機能(NETIS登録番号:KT-220202-A)なども実装しています。

【機械工業デザイン賞 IDEAについて】

 日刊工業新聞社が、日本の工業製品におけるデザインの振興と発展を目的に1970年に創設した賞です。製品の機能や外観だけではなく、市場性や社会性、安全性など、さまざまな面から総合的な審査が行われます。審査委員会は関係省庁や大学、各工業団体の専門家などで構成されています。

<ご参考>

贈賞式の様子

クローラクレーンMastertech7200G NEO 関係者一同

 

*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。

以上