大垣事業所の土壌調査結果と今後の対策について

2022年3月7日
コベルコ建機株式会社

 この度弊社大垣事業所(岐阜県大垣市本今町1682番地の7)におきまして、新建屋建設に伴う建設予定地の土壌調査を自主的に実施しました。その結果、土壌汚染対策法に基づく指定基準値以上の特定有害物質2種類(六価クロム・鉛)が検出されましたので、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、報告いたします。今後は、岐阜県等、関係各所及び関係法令に従って適切に対処してまいります。

1.事業所名および所在地

コベルコ建機株式会社 大垣事業所
岐阜県大垣市本今町1682番地の7

2.土壌調査結果

(1)土壌調査結果(調査期間:2021年12月~2022年3月)

汚染が判明した有害物質 六価クロム
(土壌溶出量)

(土壌含有量)
調査対象区画数 19 19
基準超過区画数 2 1
調査検体数 19 19
基準超過検体数 2 1
調査結果 0.01未満~0.13(mg/L) 20~160(mg/kg)
最大基準超過倍率 2.6 1.07
基準値 0.05以下 150以下

※調査区画:10m格子(10m×10m)

(2)敷地境界観測井戸の水質調査結果

地下水流向をもとに設置した場内敷地境界観測井戸の調査の結果(2022年2月4日採取)、基準値超過はありませんでした。

(3)基準値超過の要因

六価クロムにつきましては、既存地歴調査、及び現在に至るまで弊社における使用履歴が無い為、現在のところ、検出されるに至った原因は不明です。
鉛につきましては、既存地歴調査にてガソリンの使用履歴がある為、当時のガソリン※に含まれる鉛が土壌に滲出した可能性がございます。

※レギュラーガソリンへの鉛使用は1975年より禁止されており、弊社事業所(2006年)となってからの土壌滲出の可能性はございません。

3.今後の対応

今後、新設備建設に伴う建設予定地の汚染土壌は「土壌汚染対策法」及び「岐阜県地下水 の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に従い、岐阜県の指導のもと適切に処理します。 本件につきましては、岐阜県に報告すると同時に、近隣の自治会に対して説明を実施致しました。

*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。

以上