2021年3月17日
コベルコ建機株式会社
コベルコ建機株式会社(東京本社:東京都品川区、社長:尾上 善則)は、機能性と快適性を大幅に向上させたオフロード法2014年基準適合の新型13トン級油圧ショベル3機種の販売を、2021年5月1日より開始いたします。
| 機種名 |
SK125SR |
SK135SR |
SK130SR+ |
| 本体型式 |
SK125SR-7 |
SK135SR-7 |
SK130SR+-7 |
| 販売価格(税抜) |
14,237千円 |
14,380千円 |
16,771千円 |
| 販売開始時期 |
2021年5月1日 |
| 販売目標台数/年 |
2,150台 |
※上表は標準機を記載
今回販売を開始する新型13トン級油圧ショベルは、一昨年5月に発売を開始した新型7トン級油圧ショベルに続き、作業効率や生産性を追求するとともに機能性・快適性を大幅に向上させたフルモデルチェンジ機です。“Performance × Design(パフォーマンス クロス デザイン)”をコンセプトに、堅牢且つ先進的な外観と、上質感漂うインテリアを兼ね備え、全く新しい価値観を実現した後方超小旋回油圧ショベルとなります。
コベルコ建機は今回のフルモデルチェンジ機発売により、優れた耐久性や徹底的な効率・生産性の追求という油圧ショベルに求められる基本的な性能向上に加え、機械の機能性・オペレータの快適性といった新たな視点に真摯に向き合い、独自技術を発展させました。今後も、更なる技術の発展に努め、お客様へのさらなる商品価値の提供を目指してまいります。
- 従来機から定評のある「iNDr(エンジン冷却システム)」を引き続き採用し、優れた防塵・メンテナンス・低騒音性を実現しています。
- 全体の油圧制御を見直したことで、掘削速度が向上、掘削サイクルタイムが従来機※1 比8%、生産性が9%アップしました。
- バケット掘削力が従来機※1 比17%(SK130SR+は従来機※1 比6%)アップしました。
- 左右と後方の機械周囲約270°を鳥瞰的に確認することができるイーグルアイビューを標準装備しました。パネルに内蔵した左右/後方のカメラの映像をモニタに表示することが可能で、安全性確保に貢献します。
- エンジン始動時にパスワード入力設定が可能となり、セキュリティを強化しました。
- バケット、ブレーカ、ニブラーに加え、回転グラップルやチルトローテータなど計7つの先端アタッチメントに対応する流量モードが初期設定されており、スピーディなアタッチメントの変更対応が可能となりました。他のアタッチメントの設定・追加も簡単におこなえるとともに、各モードのカスタマイズも簡単な操作で可能です。
- アタッチメントの高さ・深さ表示機能により、現在の高さを確認できるとともに、任意の高さ・深さでアラームを鳴らすことが可能になりました※2 。
- シートベルト未装着警告機能を採用。未装着時にはモニタに警告表示をおこないます。
- 多様なオペレータの体格に合うように、また疲れにくく快適に操作できる角度にレバーポジションを新設定しました。
- 業界最大級の大型10インチカラーモニタを採用しました。各種操作はジョグダイヤルを採用することで、ストレスなく意のままに操ることが可能です。また、各種スイッチ・ダイヤル類にはLEDバックライトを採用し、室内の質感と夜間の室内視認性を向上させています。
- アームレスト付のメカニカルサスペンションシートを採用することで優れた衝撃吸収性を実現しました。
- 操作時の最適なシートポジションを検証し、従来機よりも足の踏ん張りが効き、よりショベルの操作に向いたシートポジションとしました。
- Bluetooth及びハンズフリー機能付ラジオを採用したことで、スマートフォンとのペアリング、ハンズフリーでの通話が可能となります。コンソールにはスマートフォンフォルダ・USBポートも新たに装備しました。
- ドアの開閉、キーのオンオフに連動して自動点灯・消灯するLEDルームライトを採用しました。
- エアコンの背面吹き出し口を大幅に見直すことで、蒸れやすい腰や肘など、オペレータに直接風を当てることができるような設計としました。
- ロールアップ付サンシェードを新たにオプション設定しました。
- 外観形状は“ソリッド(堅牢)&アドバンス(先進性)”をコンセプトに刷新しました。
- ブーム及び本体前面の前照灯はLEDを採用し、夜間作業性を向上しました。
- カウンタウエイトの形状を見直すことで、左右のパネル内の機器が見易くなりました。
- 尿素タンクの位置を見直し、地上からの補給を可能としました。
- 出し入れを考慮し、地上から収納可能な間口部形状の平爪収納スペースを新設しました。
- オプションのトップガードは開閉式とすることで清掃しやすくなりました。
- バッテリ遮断装置が標準装備されており、スイッチ操作でバッテリからの通電を遮断できます。これにより、長期休車時の電力消費を軽減できるほか、メンテナンス性の向上にもつながります。
※1 従来機:SK125SR-5/SK135SR-5/SK130SR+-5
※2 ハイリーチクレーン仕様機の機能となります。
<参考>
| 機種名 |
SK125SR |
SK135SR |
SK130SR+ |
| 本体型式 |
SK125SR-7 |
SK135SR-7 |
SK130SR+-7 |
| 運転質量kg |
13,300 |
14,100 |
14,200 |
| 標準バケット容量(山積/平積)㎥ |
0.45/0.35 |
0.50/0.37 |
0.45/0.35 |
| 旋回速度min-1 |
11.0 |
| 走行速度(1速/2速)km/h |
3.4/5.6 |
| 登坂能力% |
70 |
| 最大掘削力 |
バケットkN |
105.4 |
92.9 |
| アームkN |
64.0 |
61.9 |
| 接地圧kPa |
42 |
36 |
45 |
| 全長mm |
7,430 |
7,560 |
| 全幅mm |
2,490 |
| 全高mm |
2,810 |
2,860 |
| 型式 |
いすゞ 4JJ1XDRA |
| 種類 |
4サイクル水冷頭上カム軸式直列, 直接噴射, 排気ターボ過給式付ディーゼルエンジン |
| 定格出力/回転数kW/min-1 |
80.7/2,200(ファン付き) |
| 86.0/2,200(ファン無し) |
| 燃料タンク容量L |
186 |
※標準アーム時、SK130SR+はオフセットゼロの場合
| 最大掘削半径mm |
8,370 |
7,600 |
| 最大掘削深さmm |
5,520 |
4,920 |
| 最大掘削高さmm |
9,180 |
8,090 |
| 最大ダンプ高さmm |
6,750 |
5,770 |
*写真には一部日本仕様とは異なる部分があります。
*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。
以上