インドでの油圧ショベル生産1万台を達成

2019年8月9日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社(東京本社:東京都品川区、社長:楢木 一秀)のインド子会社であるKOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT. LTD.(社長:中川 浩二、以下KCEI)は、現地の油圧ショベル工場での生産台数が1万台に達したことから、8月6日、インド アンドラ・プラディッシュ州にて生産1万台達成記念式典を執り行いました。当日はKCEI幹部をはじめ、現地工場従業員約300名が式典に参加しました。

 コベルコ建機はインドにおける需要の拡大を見据え、2011年1月よりアンドラ・プラディッシュ州SRI CITY工業団地にて工場の操業を開始しました。当初は日当たり2台体制で操業を開始しましたが、足元10台体制まで拡大、現在は12台体制に向け能力増強を進めている中、8月2日に現地での生産台数が累計1万台に到達いたしました。

 当日の式典で、中川KCEI社長は、「インド市場において10年も満たないうちに油圧ショベルの生産が1万台に到達できたことは非常に誇らしいこと。次の10年は安全、品質、生産性の面で全コベルコの工場においてトップクラスの工場を目指したい」と述べました。

 経済発展とインフラ整備の進展に伴い、油圧ショベルの需要が拡大しているインドにおいて、コベルコ建機の油圧ショベルは、『低燃費のコベルコ』と評価頂き着実に販売を伸ばしております。
 今後も好調が見込まれるインド市場に対して、よりタイムリーに高品質の製品をお客様のもとへお届けするとともに、さらに高い品質を目指し、今後も競争力ある製品づくりを目指してまいります。

左から:
DEEPAK KACKER KCEI副工場長、中川 浩二 KCEI社長、西田 吉男 KCEI工場長、秋山 健 生産本部 本部長補佐(第1期 KCEI工場長)、梅田 直嗣 調達部 クレーン部品グループ長(第2期 KCEI工場長)

1万台目の油圧ショベルの前で記念撮影

KOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT. LTD.(KCEI)の概要

社名 コベルコ コンストラクション イクイプメント インディア
KOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT. LTD
所在地 本社:インド ノイダ市郊外(デリー市中心から東へ約20km)
工場:アンドラ・プラディッシュ州 SRI CITY工業団地(チェンナイ市内から北へ75km)
代表者 中川 浩二
出資比率 コベルコ建機株式会社97%、伊藤忠商事グループ3%
操業開始 2011年1月(油圧ショベル工場)
事業内容 建設機械の生産、インド・ネパール・バングラデシュにおける建設機械の販売・サービス
生産品目 14~50トンクラスの油圧ショベル、55~260トンクラスのクローラクレーン
生産能力 油圧ショベル:1,200台/年(当初)、現在(2,000台/年)、増強後予定(3,000台/年)
クローラクレーン:100台/年
従業員数 653名(2019年3月末現在)
面積 油圧ショベル工場:敷地面積 68,800m2、建屋面積 13,900(20,900)m2
クレーン工場:敷地面積 78,000m2、建屋面積 13,800m2
※( )内は増強後の面積

<ご参考>

*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。

以上