新型2トン級後方超小旋回ミニショベル『SK20SR』の販売開始について

2018年8月20日
コベルコ建機株式会社

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:楢木 一秀)は、新型2トン級 後方超小旋回ミニショベル『SK20SR-6』を2018年10月1日より販売開始いたします。

販売概要

機種名 SK20SR
型式名 SK20SR-6
機械質量 1,990kg(キャノピ仕様)
販売価格(税抜) 3,750千円
販売開始時期 2018年10月1日
販売目標台数 250台 / 年

 今回販売する新型2トン級後方超小旋回ミニショベル『SK20SR-6』は、従来モデル『SK20SR-5V』のコンパクトなボディはそのままに、狭所での取り回しのよさ、更なる安全性や作業性を追求しています。また、さまざまな用途に対応できる機能やオプションを設定することで、高い稼働率を可能にします。

 コベルコ建機は、これからもお客様のニーズに応えるべく、品揃えの充実に努めるとともに、独自技術などの革新的なソリューションをお客さまへ提供してまいります。

『SK20SR-6』の主な特長

1) 省エネ運転機能の追加

  • エンジン回転数を抑制することで燃料消費量を低減する『エコモード』や、アイドリング時にエンジン回転数を自動的に低下させる『オートデセル機能』を標準装備することで、省エネ運転が可能です。

2) 安全性の向上

  • エンジン緊急停止スイッチ
    エンジン緊急停止スイッチを新設することで、緊急時にスイッチ1つでエンジン停止が可能です。
  • ゼロテール設計
    旋回時にアッパ後端がクローラ幅からはみ出さないコンパクト設計(車幅:1,380mm/後端旋回半径690mm)により、壁際作業でも後方を気にせず安全に操作がおこなえます。
  • ブーム高さ・アーム巻込制限装置(オプション)
    ブームとアームの動作を液晶ディスプレイで簡単に任意の位置で制限することが可能です。高さに制限のある空間でも障害物との接触を避けながら、安全かつ効率的に作業を進められます。

3) 作業性能の向上

  • 液晶ディスプレイの標準設定
    大型のLEDバックライト付液晶ディスプレイをシート右前の視認性の高い位置に標準設定しました。各種設定が可能なほか、燃料水位やメンテナンス情報、異常情報などのマシン情報やクレーン荷重なども一目で確認できます。
  • LED作業灯を採用
    前方作業灯を従来のハロゲンライトから長寿命LEDライトへ変更しました。夜間作業時の視界がより明るくなり、安全かつ効率的な作業が可能となります。
  • ダイヤル式アクセルを搭載
    アクセルをレバー式からダイヤル式に変更することで、エンジン回転数の微調整をより簡単におこなうことができるようになりました。
  • ロングドーザ
    従来機比+50mmのドーザアームを採用し、チリトリ作業が容易におこなえるようになりました。
  • 右後部ボンネット
    本体右後方のサイドカバーに、工具なしで開閉できるワンタッチオープンタイプのサイドボンネットを採用しました。ラジエータやオイルクーラの清掃が手早く簡単におこなえます。

主要諸元表

機種名 SK20SR
本体型式 SK20SR-6
機械質量(キャノピ / キャブ)kg 1,990 / 2,150

バケット

標準バケット容量(山積 / 平積)m2 0.06 / 0.04
標準バケット幅mm 490(サイドカッタ含む)

性能

走行速度km/h 1速 2.2 / 2速 4.2
旋回速度min-1{rpm} 10{10}
登坂能力% (°) 47 (25)
最大掘削力(バケット)kN{kgf} 17.5{1,790}
接地圧(キャノピ / キャブ)kPa{kgf/cm2} 25.1{0.26} / 27.0{0.28}

エンジン

名称 ヤンマー 3TNV76
種類 立形水冷3気筒ディーゼル
定格出力kW/min-1{PS/rpm} 14.3/2,400{19.4/2,400}
燃料タンク容量L 27.5

外形寸法

全長(キャノピ / キャブ)mm 3,890
全幅(キャノピ / キャブ)mm 1,380
全高(キャノピ / キャブ)mm 2,400 / 2,480

作業範囲

最大掘削半径(キャノピ / キャブ)mm 4,140
最大掘削深さ(キャノピ / キャブ)mm 2,270
最大掘削高さ(キャノピ / キャブ)mm 4,070 / 3,840
最大ダンプ高さ(キャノピ / キャブ)mm 2,780 / 2,570

 

『SK20SR-6』

 

*記載されている情報は発表時のもので、予告なしに変更される場合があります。

 

以上