Kobelco Construction Machinery Co., Ltd.

壮大な移転計画で働く「SL-13000」

取材
201312

クレーンのある風景

SL-13000は宮城県東松島市の地域復興事業へ参加しました。
その内容について詳しくご説明します。

壮大な移転計画で働く「SL-13000」

JR仙石線は平成27年内に移設復旧させるべくプロジェクトが進められている。この壮大な移転計画を可能にするべく、稼働しているのが大型クレーンの「SL-13000」。このクレーンでなければできないことがある。

「SL-13000」の特徴は、115.8メートルという作業半径が出せること。大規模な復旧作業にはこの大きさが必要なのだ。

移転計画における「SL-13000」の作業は、整備中である移転先の丘陵地から出てくる土砂などを海岸へ直接運ぶ為のベルトコンベヤを据え付けること。ベルトコンベヤの大きさは、小さいものでも80トンという巨大さ。巨大ベルトコンベヤを川、道路を挟んでつり上げ設置するという大規模工事を行った。

震災の影響で現在は使われていない野蒜駅

野蒜駅は現在も復旧していない。地元の悲願である全線開通に向けて、クレーンは今日も働き続ける。