これまでに培われてきた建設機械づくりの知と技をベースに、(株)神戸製鋼所との協力による専門分野に特化した技術開発や、
新たな発想を生み出す産学連携の取り組みを積極的に行い、建設機械の新たな価値を創る基礎技術開発体制を敷いています。
環境性能や低燃費、安全性など、多様化するお客さまのニーズに応えるため、3次元CADや3次元構造解析などの最新技術を活用した研究開発に力を入れています。
また、(株)神戸製鋼所の神戸総合技術研究所との連携も行っており、材料や強度、メカトロニクス技術、振動音響技術といった基礎技術開発の体制を強化。これまでに培ってきた独創的な技術をさらに深め、省エネ技術や安全技術、ICTの活用など、お客さまの視点に立った次世代の製品をつくる新技術を生み出していきます。
コベルコ建機では、広島大学や岡山理科大学などとともに建設機械に適用できる最先端の技術開発を行い、相互の協力により得られた研究成果を広く社会に還元、貢献することを目的とした産学連携の共同開発研究を進めています。2015年からは広島大学大学院工学研究院に「コベルコ建機次世代先端技術共同研究講座」を設置。ショベル作業時の「疲れない」「使いやすい」など、オペレーターの感覚を数値化して技術開発に反映させ、新たな価値創造を目指しています。企業単体だけではなく、オープンイノベーションを広く取り入れ、革新的な技術開発の取り組みを進めています。