Made By KOBELCO(世界共通品質)

Made By KOBELCOを支える
検査員認定制度

「Made By KOBELCO」を合言葉に、
世界中のどこの工場でつくっても高水準な品質の製品を提供するため各工場間の検査能力の均質化を目的とした制度で、
世界共通品質の製品をつくり続けるために非常に重要な役割を担っています。

コベルコ品質をつくる
世界統一の基準

2007年からスタートしたこの取り組みは、中国、タイの海外生産拠点から展開を開始。現在はクレーンの生産拠点も合わせた、ほぼすべての海外拠点への展開が進み、日本を含めた世界共通品質の確立と進化を目指し、各地で活動を推進しています。

ただチェックするのではなく、
より良いものづくりのための検査を

この制度で何より重要なのは、検査員自身が内容をしっかりと理解した上で検査をすること。検査対象の工程や部品、製品について何も知らない人が、ただ決められた数値のチェックをするだけでは良いものづくりはできません。検査内容別に筆記試験を経て、実技試験の合格者が検査員として認定されます。高いレベルの知識・技能、さらには顧客目線をもった認定検査員による検査の仕組みを展開することで、高水準で均質な品質の製品の提供を実現しています。
現在認定している検査項目は、溶接外観、非破壊検査(超音波探傷検査、磁粉探傷試験)、出荷検査、コンタミネーション、3次元計測、一般計測。また、一般検査員のほか、上級検査員の制度もあり、常に高みを目指し、モチベーションアップも図っています。