Made By KOBELCO(世界共通品質)

QCサークル活動

QCサークルとは、Quality(品質)Control(管理)する小規模集団を意味し、日本の製造業に広く浸透している改善活動の手法。
コベルコ建機でもこの手法を活用した改善活動を行っており、品質だけにとどまらない現場のものづくり力向上に努めています。

自らで課題発見、
解決をする現場のチカラ

国内外に構える生産拠点では、すべての工場が同じ設備、レイアウトとは限りません。それぞれ異なる現場で高品質の製品を生み出すためには、各工場での課題に見合った改善が必要となります。
コベルコ建機では、現場のものづくり力を高めるために自主的に行うQCサークル活動を展開しています。活動は各職場毎にサークルとして常に課題を見つけ、テーマを設定しています。サークル内でメンバーそれぞれの役割を決め、自らが発見した現場の課題に対して、自分たちで解決していくことで作業者一人一人の改善力を高め、現場レベルの底上げにつなげています。

“現場”だからこそ生まれる
スピード感ある課題解決

毎月1回、日々のQCサークル活動の進捗報告の場として、実際の生産現場で現物を見ながらの報告会も実施しています。5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則)に基づいた次世代通信5G並みのスピード感を持った取組みを目指して「5G現場改善報告会」と命名されたこの報告会には、国内各拠点の事業所長らも参加し、その場で改善のアドバイスや具体的な意見交換が行われることで、課題改善のスピードも加速します。
また、国内の他拠点ともオンラインでつないで実施し、相互の課題や改善を共有しながら、コベルコ建機全体でものづくり力向上を目指しています。

他拠点との交流で広がる
QCサークルの輪

各拠点でのQCサークル(5G現場報告会含む)事例の情報共有を目的に、「コベルコ建機グループQCサークル発表大会」を毎年開催しています。大会では、国内外の各生産拠点における日頃の現場改善活動のうち、特に優れた改善活動の成果を発表。他拠点の事例を知ることができる貴重な場にもなっており、そこで得た新たな発見や発想を参加者それぞれの拠点や現場に展開しています。
また、大会実施のほかにも勉強会の開催などそれぞれの拠点独自の取り組みを行っており、コベルコ建機のものづくりを支えるQCサークル(5G現場報告会含む)の拡大を推進しています。