Made By KOBELCO(世界共通品質)

ものづくり力+IoT
=スマートファクトリー

スマートファクトリーとは、工場内のあらゆる機械とインターネット環境を繋げることで、機械の稼働状況の詳細な管理やデータを収集。
この情報をもとに、工場全体の効率的な稼働を実現することで、より高い生産性・高品質化を生み出す工場のことです。

搬送作業の自動化で作業者の負荷を軽減

コベルコ建機では、2012年からAGV(無人搬送車)を導入し、部品搬送の自動化を進めています。ショベルの組立部品は大小さまざまあり、主要部品のエンジンや油圧機器は非常に重いです。そのような重量物を人が搬送するのは作業負荷が大きく、移動時の衝突や不意な動作による部品落下に巻き込まれる危険が伴います。また重量物を扱うため作業負荷も大きくなります。工場内での部品の受け取り・受け渡しに人の介在を減らすことで人為的なミスを防ぎ、安全な職場と作業の省力化を実現しています。

IoT化による一元管理で
不具合品を流出させない

生産設備のIoT化によって製造現場状況を可視化し、製品に搭載する機器のシリアル情報や加工記録、品質記録のほか、性能検査記録や締付管理記録といった工場管理情報の一元化を推進しています。これにより、検査記録を紙で管理していた際にあった誤記載や問題特定の検索にかかる時間、資料管理の手間などを解消。製造から出荷に至るまでの記録を保管し、スピーディーなアクセスが可能となるトレーサビリティ体制を強化して、品質の保持・向上に役立てています。