コベルコ建機の技術力

TECHNOLOGY

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コベルコ建機は「ユーザー現場主義」のもと、建設機械のパイオニアとして業界をリードしてきました。
KOBELCOグループの素材系、機械系の技術の蓄積を基盤に、メカトロニクスやICT技術を進化させ、高度な技術力を誇ります。
高い安全性、業界トップレベルの低燃費、低騒音は「人と環境に優しい建設機械」を実現しています。
また、遠隔操作や自動運転などの先端技術への取り組みは“誰でも働ける現場”を目指しています。

SMARTER WORKSITES

人と環境にやさしい技術

  • 圧倒的な低燃費を実現する技術
    「圧倒的な低燃費」はコベルコの代名詞です。長年の技術の蓄積は、配管摩擦抵抗やバルブ抵抗を最小化し、エネルギー損失を最小限におさえた油圧回路設計を実現しました。また、作業時の動きを力に変える油圧再生回路や業界初のアイドリングストップ、電子制御によるエンジの最適回転数選択など、あらゆる技術を駆使して他社を圧倒してきました。さらに、世界発となるハイブリッドショベルは従来機比40%減の低燃費に成功しています。
  • KOBELCOが誇る低騒音の技術
    建設機械の振動や騒音を低減するためにコベルコ建機では(株)神戸製鋼所の研究チームとともにプロジェクトで独自の低騒音化技術「iNDr」を開発しました。吸音材や廃棄ダクト配置の最適設計をおこない、エンジンと冷却ファンの騒音低減に取り組み、6年間の格闘の末、体感半分となる10dbの騒音低減に成功しました。街中でも人々の生活を妨げずに作業できるモデルを実現しています。
    Integrated Noise & Dust Reduction System)
  • 環境問題の解決に貢献する技術
    1970年代後半、建物解体機の「ニブラー」を業界に先駆けて世に送り出しました。時代のトレンドが消費から循環へと変化していくなかでビル解体機や自動車解体機などのリサイクル関連機器へと進出しました。さらに、林業の機械化にも取り組み、伐採や収材をおこなう機械を国産で初めて開発、多様な専用マシンをラインナップしています。こうした数々の技術は森林整備や地球温高防止など、環境問題の解決に貢献しています。

誰でも働ける現場をつくる技術

  • 安全を追求する技術
    コベルコ建機では安全を徹底的に追及してきました。後方確認カメラや周囲を俯瞰できるイーグルアイビュー。作業者に注意を喚起する旋回フラッシャー。「K-EYE PRO」は万一人や障害物を検知するとマシンが自動的に減速・停止します。そのほかにも、誤動作防止の乗降式ロックレバーやロータリーマルチレバーコントロールなど、最新技術を駆使して業界初となるさまざまな安全機能を装備してきました。
  • 操業・施工を支援する技術
    “掘る”を“ナビ”するコベルコのICT施工ソリューション「ホルナビ」。測量データをもとにショベルの掘削作業をナビゲートするマシンガイダンスシステムです。近年ではドローンを測量に利用するほか、様々なICT技術を駆使。高い熟練度が必要なショベルの動きを再現するシステムに進化させています。設計図面に沿った正確な施工を可能とし、初心者でもベテラン並みの生産性と仕上がり精度を実現することができます。
  • 働き方を変える先端技術
    重機の遠隔操作を可能にしたのがK-DIVE®です。大容量、高速データ通信技術、衛生通信技術を導入。センシングや画像処理技術の高度化にも取り組みました。また、モニタリングの際のビッグデータ取り扱いにかかわるICT技術の開発も進めています。先進技術の開発には大学との共同研究や、専門のベンチャー企業との協業なども積極的に推進しています。これらの先端技術は建設現場の働き方を根本から変えるものとして期待されています。