Q コベルコ建機を選んだ理由は?
大学時代は国際関係学を学んでおり、発展途上国の復興支援について研究していました。そして就職活動の中でも「発展途上国に関わる仕事がしたい」と考える中で行き着いたのがインフラ分野です。
世界的に重機を展開しているコベルコ建機であれば、自社で開発・製造した「モノ」でお客様に寄与でき、メーカーならではの誇りを感じられるのではないかと考えました。

INTERVIEW
大学時代は国際関係学を学んでおり、発展途上国の復興支援について研究していました。そして就職活動の中でも「発展途上国に関わる仕事がしたい」と考える中で行き着いたのがインフラ分野です。
世界的に重機を展開しているコベルコ建機であれば、自社で開発・製造した「モノ」でお客様に寄与でき、メーカーならではの誇りを感じられるのではないかと考えました。
入社直後は広島事業所の業務部に配属され、2022年からは東京本社の新事業推進部に異動となりました。現在は「コト」ビジネスの1つであるクレーンの施工計画シミュレーションソフト「K-D2 PLANNER®」の事業運営を行っており、営業及び販促活動、海外への事業展開を担当しています。
K-D2
PLANNER®はコベルコ建機初の「ソフト」ソリューションです。私が配属された2022年当時はリリース準備を進めている状況であり、特に販促活動には苦労しました。Webサイトでは何を訴求するのか?パンフレットには何を掲載するべきなのか?展示会のブースはどのような見せ方をすればよいのか?など、日々協業パートナーや広告代理店に相談したり、他社のサイトを参考にしたり、展示会に実際に足を運ぶなどして勉強を重ねました。
そんな中で目を向けたのが、ソフトの導入経緯や効果を「導入事例」で訴求することでした。今までのコベルコ建機の「導入事例」とはまた異なったソフトウェアならではの見せ方を検討し、ソフトウェアに精通したインタビュアーを手配し内容をコンテンツ化していく作業は社内的にも初めての挑戦です。第一弾は手探りであったものの、公開後に営業におけるお客様の反応が変わるのを感じ、挑戦して良かったと思いました。
K-D2 PLANNER®は既存業務を変革させるソリューションであるため、「いい製品がありますよ」と売り込むだけでは「今のツールでも十分です」と断られてしまいます。そのため営業においては、お客様の社内ワークフローとの融合性や、具体的な導入効果などの「製品導入後に得られる価値」を提案する必要があります。お客様の課題に寄り添い、丁寧に会話を積み重ねる中で、最初は製品に興味がなかったお客様にも関心を抱いていただけた時には、とてもやりがいを感じます。
若手の意見も重要視し、いろんなことにチャレンジさせてくれる環境です。私自身、K-D2 PLANNER®の販促活動は挑戦の連続でした。新事業における正解は誰も知りませんし、会議室にこもっていても話は進みません。お客様の反応を持ち帰り、そこから改善していく姿勢は、まさにコベルコ建機のIdentityである「ユーザー現場主義」そのものです。まずはやってみる!そして困っていれば一緒に考え、仲間と共に答えを探していく文化がとても好きです。
チームや会社に良い影響を与えられる人物になりたいです。最近はK-D2 PLANNER®の海外展開にも携わっていますが、これまでの経験を最大限生かし、自分で道筋を立てて、より良い事業展開ができるよう全力を尽くしていきたいです。
また、その先で実現したいのが、世界中のあらゆるニーズに合わせ、社会に次世代の働き方を提案していくことです。製品開発、アフターサービス、DXソリューションなど、幅広いビジネスを展開するコベルコ建機だからこそできる仕事を着実に積み重ねていきたいです。
コベルコ建機は長い歴史を持つ会社ですが、若手の挑戦を受け入れる器の大きさが魅力です。これができるのは、「ユーザー現場主義」という精神が組織に根付いているからこそ。「コト」ビジネスに関する新しい挑戦だけでなく、伝統ある製品開発についても留まることなく進化を遂げています。世界の新たなニーズに耳を傾け続けるコベルコ建機のおもしろさを、ぜひ感じて欲しいです!
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