Q コベルコ建機を選んだ理由は?
地元の広島が好きで、大学で一度県外に出たものの「広島で働いていきたい」という思いが強く、就職活動においても意識していました。他の大手メーカーも検討していましたが、コベルコ建機は先輩社員の人柄が良く、印象に残ったのを覚えています。当時のコベルコ建機は油圧ショベルのみを扱っていましたが、専門的な知識や技術の習得は入社後で大丈夫、と言われたことも心強かったです。

INTERVIEW
地元の広島が好きで、大学で一度県外に出たものの「広島で働いていきたい」という思いが強く、就職活動においても意識していました。他の大手メーカーも検討していましたが、コベルコ建機は先輩社員の人柄が良く、印象に残ったのを覚えています。当時のコベルコ建機は油圧ショベルのみを扱っていましたが、専門的な知識や技術の習得は入社後で大丈夫、と言われたことも心強かったです。
現在は次期モデル向けの新機能開発及び新機能開発全体の取りまとめも行っています。開発の魅力は、「自分の力で考えて生み出す」という実感が得られることです。油圧ショベルを狙い通りに動かすことは想像以上に難しく、機械の状況だけでなく扱う土の状態によっても動きが変わります。また、様々な現場での使われ方も考慮したり、考えるべき要素が多岐に渡るのでとても苦労しますが、その分大きな達成感を感じられます。
私はより技術的な知識を身につけたいという思いが強く、2022年から戦略技術開発Grに異動し、それまで8年間担当していた機種開発から要素開発へと業務内容が変わりました。それまでは、1つの機種の仕様検討・企画立案から販売開始後の改善までを担っていたのですが、異動後は油圧や電気、構造物といった各種要素技術の中でも新機能の先行開発に関わることになりました。社内でもあまり例のない異動で不安もありましたが、さまざまな角度から製品開発に携わり知識を広げられたことは、現在の自分の強みになっていると感じます。
ヒアリングのため開発者がお客様の現場を訪問することもよくあり、機械へのご意見やご要望についてお客様と直接会話した際に、自分たちの開発がお客様に求められている、という手応えを感じられます。また、新機種の開発段階における社内評価会などでプロトタイプに試乗してもらい、社内関係者から率直に「すごいね」という言葉をもらえた時は開発者としてとても嬉しいです。
製品を生み出す「メーカー」である、という点です。担当していた機械が出来上がった時はいつも感動しますし、建機ならではのスケールの大きさも魅力です。社内の環境としては、会話がしやすくかなりフランクに誰とでも話せる印象です。学生時代はもっと上下関係が強いのかなと想像していましたが、全くそんなことはなく、働きやすいと感じました。
コベルコ建機がずっと大切にしてきた「ユーザー現場主義」という想いがありますが、その想いを持って、お客様に必要とされる新しい製品を開発し、世の中に送り出した後も現場の声を聞いてさらに改善していく、というサイクルを常に回していきたいです。また、油圧ショベルやクレーンといった製品などの「モノ」づくりに限らず、一つひとつの機能開発は建設現場やそこで働く人たちの環境をより良くするためのソリューションを提供する「コト」づくりにつながっています。私が考える「コト」づくりは、お客様が求める現場の在り方を叶えること。例えば、建設現場で働く人の高齢化に伴い、運転者の負担を減らし扱いやすい商品を開発するなど、自分で実際に現場に行き、自分で考え抜くことで社会に役立つ「モノ」・「コト」を生み出していきたいです。
私は元々広島愛が強いのですが、長年働く中で「広島から世界で戦える」ということを実感しています。このフィールドの広さ、スケールの大きさは他にはない魅力ではないでしょうか。また、私自身、油圧ショベルのことは何もわからないまま入社し、どんどん知識を吸収したいという思いで成長を続けてきたので、若手であっても意欲があればきっと活躍できます。建設業界も油圧ショベルも、想像以上に奥が深いです!興味があればぜひコベルコ建機へ!