キャリアパス

深堀りした分だけ
作りたい機械の理想像を
強く描くことができる。

技術系
品質保証
佐藤 雄太
品質保証部 クレーン開発試験グループ
2006年入社 / 機械創造工学専攻卒業

現在の仕事内容

クレーンの品質確認試験を実施しています。品質確認を目的とした業務であるため、機械の運転・計測・データ分析まで、対応は多岐に渡ります。分野が広いので、すべてに対応することはできませんが、知識不足な場面では開発部門に協力を仰いでいます。また、機械を評価している経験を生かして、次期開発に向けての活動にも参画しています。

成長するきっかけとなった仕事

SL16000J-H(SL16000JのSHL仕様)の開発と試験に関わったことです。開発段階から客先納入までを経験することで、視野が一気に開けました。それまでは、自分が作りたい機械も曖昧で、目の前の仕事を熟すことで“良い製品の提供”に貢献できていると思っていましたが、それは狭い範囲での自己満足だったと気付きました。機械を作り上げ、作り込むためには、機械を理解する必要があると感じました。特に、数値では表しがたい組立性・操縦操作性・メンテナンス性に関する視野が自分には不足していたと気付くことが出来ました。

仕事のやりがい

クレーンは機械寿命が30年とも言われるため、機械・機能としての目まぐるしい変化はほとんどないと言えますが、そんな中、“機械の破損・不備”を体験できるため、貴重といえる時間を過ごせる部署です。現場作業から機械の運転、さらには計測まで自ら行うことで幅広い分野の技術が身に付く環境なので、深堀りした分だけ、作りたい機械の理想像を強く描くことができると思います。その理想像を具現化するために関係部署と協力し会い、試作段階から量産仕様に至るまで機械が変化していく様を目の当たりにすることができるため、機械に対する思い入れが強くなります。これがやりがいにつながっていると感じます。

コベルコ建機を一言で表すと

味がある

カスタム対応など味のある商品を生み出し続ける会社。若手も責任ある仕事を任されて、それぞれが味を出し良い製品を作ろうとすることで個人の味も深まっていると思います。

※部署名は取材当時のものです。

キャリアパス

1部署目
開発部油圧制御グループ
業務内容
RTC及びLBCCに関するクレーンの油圧設計。
図面作成から実機評価までを担当。
2部署目
品質保証部クレーン開発試験グループ
業務内容
クレーンの品質確認試験。
機械の品質評価として、機械の組立、計測、結果分析までを担当。

人と仕事