クイズ

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春、夏、秋、冬の季節ごとに、新しいクイズが追加されます。更新をお楽しみに!バックナンバーページから過去問題をいつでもチャレンジできるよ。
私が所属している「技術開発本部 クレーン開発部 クレーンアタッチ開発グループ」では以下の業務を行っています。
A 新機種開発・カスタム仕様※1開発での以下の設計業務
1. クレーンのアタッチメント(ブーム・フックといった荷物を吊る部分)の構造設計
2. ブーム長さ、作業半径に応じて何トンの荷物を吊りあげることができるかといったクレーンの能力仕様の決定
3. モーメントリミッタ※2のデータ作成
B 将来の機種に盛り込むアタッチメントに関する新規の技術開発
その中で、私はカスタム仕様機の開発における設計業務全般(Aの1,2,3)を担当しています。
※1 カスタム仕様=お客さまの要望に応じた特別仕様
※2 モーメントリミッタ=安全に吊り上げ作業が出来るようにするための装置で、クレーンの負荷の状況をモニタリングし、100%以上の負荷にならないように制御する安全装置
コベルコ建機は、油圧ショベルやクレーンといった製品などの“モノ”づくりに加え、建設現場やそこで働く人たちの環境をより良くするためのソリューションを提供する“コト”づくりを推進し、多種多様な方々が活躍する「誰でも働ける現場」の実現を目指しています。
私が所属している新事業推進部では、その「コト」の部分にあたる新規事業の企画、開発から立ち上げまでを統括しており、遠隔操作システムと稼働データを用いた現場改善ソリューション「K-DIVE®」や、クレーン施工計画ができるアドイン型シミュレーションソフト「K-D2 PLANNER®」の事業立ち上げも行っています。
そのなかで私は、新事業推進部の部長として、チームのメンバーとともに時代の流れやお客様のニーズ、先端技術動向を捉えて新規事業計画を立案すること、また、それを実現するために必要な人材と予算を確保するという役割を担っています。
また、「社会貢献」を旗印に掲げ、志高くチームを鼓舞しながら、事業変革の原動力となる「Growth Mindset(グロースマインドセット)」を社内に定着させることも私の役割だと思っています。
私が所属している「総務人事部 人事グループ」は、「人」の面からコベルコ建機の事業に携わっている部署です。そのなかで私は、マネージャーとして以下の業務を行っています。
A:D&Iの推進
従業員ひとりひとりがいきいきと活躍できる環境、制度づくりに取り組んでいます。
B:昇格・評価
主に一般職の昇格、評価を行っています。
C:ハラスメント関連
発生させないための教育や、発生した時の相談窓口、またその後の対応を行っています。
ダイバーシティと聞くと、まず女性活躍支援をイメージされる方が多いかもしれません。当社も最初は女性活躍支援から活動をスタートさせました。私が入社したときには女性管理職が少なく、女性社員自身もこの会社で男性と同じように働くことは難しいと感じていたように思います。環境整備、女性自身の意識変革などの活動をスタートさせ、今では女性も当たり前にキャリアの先に管理職を意識できる環境になったと思っています。
今は女性だけでなく、対象を全従業員に拡大して活動しています。ライフスタイル、価値観、年齢・・・など、皆さんそれぞれに違いがあります。その違い(個性)をいかし、活躍できる職場を作ることを目指しています。
まずは従業員の声を聴くことから始め、アンケートやヒアリングを実施し、そこで出てきた声に対して改善策を考えているところです。多様な人がやりがいを持っていきいきと活躍することが、結果的に会社の成長に繋がると考えています。
チームで仕事をしているので、“みんながやりがいを持って楽しく仕事をできているか?”、そこをいつも意識して「見て」、「声をかける」ようにしています。また、うまくいったことや良くできたことのフィードバックは意識して行い、普段から「ありがとう」「よくやったね」「○○さんが褒めていたよ」などとフィードバックをするように心がけています。
ワークスタイル変革などの取り組みを通じて、有給休暇の取得率は上がり、定時に帰ることやフレックス制度を利用することに抵抗がなくなったなど、働きやすい環境は整ってきたと思います。しかし、それだけでなく「働きがい」も大切です。みんなが楽しく働ける会社にするために、まずは従業員一人ひとりが「尊重されている」、「成長できる」、「こんなことにチャレンジしたい」と日々感じて仕事ができる環境が重要だと思っています。従業員の満足度やモチベーションをさらに向上させるため、多様な声に耳を傾け、受け入れる準備を進めています。
コベルコ建機は今後も時代や人に合わせて「変化をしていける会社」だと思っています。従業員が自由に意見を言え、新しいアイデアが活発に飛び交い、たくさんのイノベーションを起こせる会社を目指し、今後も取り組んでいきたいと考えています。
コベルコ建機は、人に対して優しく家庭的な会社だなと常々思います。従業員が何かに挑戦しようとするとき、上司や先輩はそれを温かく見守ってくれます。私が入社したときから、それがとても好きであり、自慢です。
また、人との出会いをとても大切にしており、いまの私があるのも、会社の人たちに助けてもらってきたからだと思っています。私がやってもらったように、後輩を温かく見守り、手を差し伸べられるような人にならなければと思っています。
外の空気が好きなので、BBQやゴルフはよくしますね。飲み会も大好きです。じっとしていられないタイプで、予定もすぐに決めるので、周りからはいつも「チャキチャキしているね」と言われます。
また、飼っているチワワのあんちゃん(3歳)を溺愛しているのですが、可愛くて仕方がないので少しでも調子が悪そうだと心配で病院に連れて行きます。獣医さんからは、「診るところが無いので、お代は結構です」といわれることもあります・・・(笑)
私が所属している「技術開発本部 ショベル開発部 ショベル開発グループ」では、主に以下の業務を行っています。
A:新機種の企画コンセプト立案
お客様や各部門のニーズを精査して、コンセプトや開発方針を固めていきます。
B:開発プロジェクトの全体管理
全体のまとめ役として品質の確立、コスト管理、日程管理などを行います。試作機を製作して性能や改善点を確認したり、新たなニーズを取り込んだりしつつ、量産可能な製品に仕上げていきます。
C:販売中の製品の改善
開発した製品について他部署への説明を行ったり、不具合の改善対応を行ったり、製品ができた後にもやることはたくさんあります。量産体制に入っても、量産初期は最も不具合が出やすいため、すぐには安心できません。お客様の元で機械が問題なく動いているかを確認するまでが開発の仕事です。
中でも印象に残っているのは、SK135SR-7の開発と林業仕様機の開発ですね。
まずSK135SR-7の開発ですが、旧型機の評価が高く、お客様の要望も非常にレベルの高いものでした。今まで評価されていた機能をさらに向上させるにはどうすべきか。操作性、デザイン、快適性、組立性、生産性……。あらゆる点で旧型機より優れた機械にしたいと努力を重ね、開発した結果、それを実現した〝欲張り〟な新型機にできたと自負しています。
また、林業仕様の開発も印象に残っています。林業現場は特殊な環境で機械を使用するため、お客様から「もっとパワーがある機械を作ってほしい」「山の環境に適合した機械を作ってほしい」というような要望がありました。何度もお客様のもとを訪問してヒアリングを行い、提案とフィードバックを繰り返して、お客様と一緒に作り上げた機械でした。「要望どおりの機械を作ってくれたね」とお客様から言われた時には、本当に嬉しかったです。
部署や社内外問わず、人との関係はとても大切にしていますね。「難しい」「やるべきことがいっぱい」「困った」・・・そういったものは、コミュニケーションが解決してくれることが多いです。
コベルコ建機イチの「コミュ力おばけ」と言われることもありますが(笑)、私がいつも意識しているのは、コミュニケーションを通して「相手を理解すること」。こちらの要望ばかり伝えていては相手の本心を引き出すことはできないですよね。相手の立場に立って考え、相手の気持ちや状況を理解する。思いやりを持ってコミュニケーションすることを大切にしていれば、相手との信頼関係を築くこともできますし、何かあったときに助けてもらえます!
それから、また聞きだと途中で理解がずれてしまうこともあるので、できる限り直接話をすることは心がけています。最近はオンラインでも簡単に遠くにいる人と話すことができるようになりましたが、お客様にもできる限り直接お会いして要望を聞くことで「何としてでも要望に応えたい」という仕事へのモチベーションにもつながりますし、企画や製品説明の説得力も増すんです。
コベルコ建機では、社員自らが進んでお客様の現場に話を聞きに行くなど、お客様との距離が比較的近い会社だと感じますね。
開発というとデスクワークのイメージが強いかもしれませんが、私の部署では、展示会や国内外のお客様の現場を訪問するため、出張に行くことも多いです。「ユーザー現場主義」という理念のとおり、「お客様の困りごとを一緒に解決したい」という姿勢で仕事をしている人が多いと感じますね。
また、若手にいろいろとチャレンジさせ、失敗をたくさんさせてくれるところもコベルコ建機の良い社風だと感じています。「前例がないから」「経験が少ないから」といって否定されることはなく、皆が自分の想いを持って活躍できるため、それが成長につながり、より良いものづくりにもつながっているのだと思います。
開発したものが世の中のために使われているのは達成感が大きいですね。より多くの場所でより多くのお客様にコベルコ建機の機械を使ってもらいたいと思っています。1台の販売から市場が開拓出来ていくこともあるので、良いものをつくることはもちろん、「なるべく断らない」という想いも大事にしています。最初は1台だったとしても、そこからさらに多くのお客様に「コベルコ建機の機械が欲しい!」と言って頂ける可能性が広がっていくと思うので。
冬は毎週どこかへスノーボードをしに行っており、有給休暇を取って北海道まで滑りに行くこともあります(笑)会社は社員のプライベートを尊重してくれていると思いますね。
もちろん、前後の仕事の調整は徹底しています。どうやって仕事を調整しているのか聞かれることもあるのですが、自分の中に判断の軸があるので決断がとても早いんです。私の場合判断の軸になるのは「お客様のためになるかどうか」。極端に言えばお客様のためにならないことはしなくて良いので、あまりくよくよ考えません。
私が所属している 「アフターセールス本部 カスタマーソリューション部 グローバルフィールドサポートグループ」 は、 お客様の現場で機械が正常に稼働し続けることができるように、国内外の販売会社、サービス工場、販売代理店を支援する部署です。サービススタッフの育成や、効率よくサービス業務を行うためのシステムやツールの企画開発・運用支援も行っています。サービススタッフの仕事を効率化することで、機械パフォーマンスの最大化や、マシントラブルからの早期復旧が可能になるため、お客様がより安心して機械を活用できるようにもなります。
その中で、私は主に以下の業務を行っています。
A:国内外販売会社の窓口
国内外のサービススタッフにヒアリングを行い、現地で抱える課題やニーズを調査します。サービス業務を支援するためのシステムやツールのフィールド展開や、運用面でのサポートも行います。
B:サービススタッフの要望管理
国内外のサービススタッフからの要望を取りまとめ、改善案の計画や、効果の検証などを行います。
C:関係部門の窓口
開発部門やシステム部門と連携して、ツールやシステムの内容を検討したり、現場に展開した後のアップデートや不具合の対応を行ったりしています。
過去に中東のお客様の機械に不具合が立て続けに発生してしまったことがありました。何とかしないといけないという思いで、何度も現地を訪問したことは今後も絶対に忘れないと思います(笑)
一生懸命お客様の話を聞き、関係部門とも多くのやり取りを重ねた結果、最終的に不具合を解消することができました。ありがたいことに、お客様からも 「あなたの対応が良かったから、機械を追加で購入したい」 と言っていただきました。言語や環境が違っても、お客様の困りごとを理解して解決したい、期待に応えたいという思いが、お客様との信頼関係に繋がったのではないかと思います。
入社してから現在の部署に配属となるまで、駐在員として中東やアフリカなどのさまざまな国でサービス責任者としての業務を経験してきました。
元々、海外志向ではなかったのですが、ターニングポイントとなったのは、語学力の向上とサービススタッフとしての知識・経験の習得のために参加したオーストラリアでの研修です。当時は片言の英語しか話せず、海外での仕事・研修に対して大きなプレッシャーも感じていましたが、持ち前のポジティブ思考で現地のスタッフとも良い関係を築くことができ、現在もその研修が受け継がれています。
駐在中には砂漠や鉱山など過酷な現場にも行き、日本とは全く違う環境の中で 「もうダメかも・・・」 と思うこともありましたが・・・常に 「お客様に満足していただくこと」 は強く意識して取り組んできました。まだまだ成長途中ではありますが、信頼関係を築くこと、段取りの重要性、伝わる話し方や聞き方、状況判断など、多くの大切なことに気づき、学べた期間でした。
楽しいことや困難なこと、さまざまな経験をさせてもらえたお陰で、今では大抵のことは 「大丈夫!」 と思えています。
近年、労働人口の減少や機械の長寿命化により、お客様や会社からアフターサービスへの期待がより一層高まってきています。これまでの現場経験を活かして、サービススタッフの仕事を今よりもさらに 「カンタン&ラク」 に進化させていきたいと思っています。
例えば、これまでは機械の不具合が発生すると、お客様の元に訪問して直すのが当たり前でした。(私も国を超えてお客様の元へ向かった経験が多くあります。)しかし、遠隔で機械の不具合の原因を突き止められたり、不具合を解決したりすることができたら、その分機械の早期復旧が可能になるので 「お客様の現場を止めない」 ことに繋がります。
こういった仕組みの実現は簡単ではありませんが、コベルコ建機に期待をしてくださっているお客様のために、立ち止まらず、半歩ずつでも前進をしていきたいと思います!
「初めての経験で緊張する」 「仕事で怒られてしまって落ち込む」 等、誰にでもマイナスに考えてしまう時があると思いますが、私はそこに 「チャンスが転がっている」 と思うようにしています。難しい仕事が回ってきたときには、せっかくのチャンスなので 「どうやって面白くしようか?」 と考えながら仕事をしています。自分が知らない土俵でも、興味を持ち、積極的にチャレンジしてみることで自分自身が成長していると感じられます。その瞬間が、私の仕事へのやりがいにも繋がっているんです。
野球観戦が好きで、阪神タイガースを応援しています。(現在勤務している五日市工場は広島なので、カープファンが多いですが・・・(汗))今年は 「2連覇」(アレンパとも言います) に期待しています!
家族や同僚と試合を見に行くこともありますね。特に、同じ時期に海外に駐在していた同僚とは、今でも家族ぐるみで仲が良く、野球観戦や旅行に出かけることもあります。一緒に困難を乗り越えた経験は大きく、お互いを理解しあえる仲間だと思っています。
私が所属している「生産本部 ものづくり推進部 人材育成グループ」では、主に以下の業務を行っています。
A:社員研修の企画・運営
社員向けの研修の企画・運営を行っています。
新入社員の技能研修では、実際に工場で働くラインスタッフはもちろん、オフィスで勤務するスタッフも技能研修を経験し、製品知識や製造現場への理解を深めます。技能系の新入社員は研修で1台のミニショベルを実際に製造し、最終的にお客様への納車を行います。「配属先の仕事だけでなく、仕事全体の流れを理解して業務に携わることができる」と新入社員や保護者からもポジティブな声を多くいただいている研修です。
他にも、ショベルの操作体験、QC(品質管理)検定、火災発見時対応など、年間を通してさまざまな研修を行っています。
研修で使用する教材の制作も行っており、最近では、講師の負荷軽減や、研修の均質化のため動画やARを使用した教材作成にも力を入れています。
B:技能大会、QC大会の運営
ものづくり技能大会やQC大会の運営を行います。参加社員のホテルの手配や会場の下見、当日の運営などを行います。
参加者は大会に向けて、技術を磨くための教育やトレーニングを行ったり、日々の業務から改善課題を見つけたりすることで、安心・安全で品質の高い製品をお客様にお届けすることにも繋がっています。
私は庶務として入社したのですが、色々なことにチャレンジしたいという想いもあり、今では事務作業だけでなく研修の講師や工場案内、職場環境の改善なども任せてもらっています。
まだまだ知識不足の面もあるので、上司や先輩の背中を見ながら、日々多くのことを学んでいる最中です。
企業のお仕事を紹介するという子ども向け番組の企画で、コベルコ建機の工場が紹介されたことがあります。番組の取材を受けるのは初めてだったのですが、とてもワクワクした気持ちで仕事をしたのを覚えています。他部署とも協力して、工場見学の段取りや撮影の準備などを行い、私も工場を案内する人として番組に出演させてもらいました!
番組の中で、できあがったショベルを動かすシーンがあったのですが、そのショベルの操縦をするという貴重な体験をさせてもらい、ありがたい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいでした。
また、出演されるお子さんのために子ども用の作業服を新しく制作したことも印象に残っています。私生活でちょうど服のリメイクを調べていたこともあり、「大人用の作業服をリメイクして子ども用の作業服を作れば、もっと喜んでいただけるかも!」と思い、制作会社と協力して作業服を制作しました。社内でも「あの作業服、かわいい」など、反響があって嬉しかったです。
皆が楽しそうにしている姿を見ることが一番のやりがいです。上司や同僚、新入社員など、とにかく周りが楽しそうに笑っている姿を見るのが好きなので、職場の雰囲気作りはとても大切にしています。
初めは、一回り以上年の離れた方やベテランの講師陣の中で働くことに気を遣うこともありましたが、上司や先輩は、一人ひとりの個性を受け入れ、尊重してくれるため、私自身もとても楽しく働けています。
社員の研修でも、受講者自身に考え、体験してもらう学習などで、できるだけ楽しく参加してもらえるよう工夫をしています。研修と聞くと面倒だと思うことも少なくないですよね。何事も楽しくないと意味がないと思っているので、「皆が楽しめる方法は何だろう?」「どうしたら学びに繋がるだろう?」といつも考えて仕事をしています。
仕事をするうえで、挨拶はとても大切にしています。人見知りな面もあるのですが、挨拶がきっかけで顔を覚えてもらったり、雑談が始まったり、相談しやすくなったり、、、挨拶することで自分も周りも仕事がしやすくなると思います。
挨拶だけに限りませんが、日々の小さな積み重ねがどこかで必ず活きてくるという考え方をするようにしています。すぐに役立たないことでも、やっていればいつか何かに繋がると思って、広く興味を持って、何にでもチャレンジをするようにしています。
コベルコ建機は、そういった小さなチャレンジを後押ししてくれる会社なので、資格取得や工場の案内など、「やりたい!」と思ったらすぐに上司に相談しています!
「好奇心の塊」のような人間なので趣味はたくさんあるのですが、「ゴリラ」への情熱は誰にも負けないと思います。
ゴリラは日本だと6つの動物園にいる(2024年9月現在)のですが、中でも私は千葉市動物公園にいるモンタの大ファンです。家でゴリラの雑誌を見ていた時にモンタの存在を知り、千葉まではるばる会いに行きました。あの背中からお尻にかけての曲線がたまらないんです。上司のご家族もゴリラが大好きなので、よくゴリラの最新情報を交換し合っています。
また、キリンやクマなどの動物と比べるとゴリラのグッズは少ないので、そんな時は自分で作ります。陶芸やTシャツづくりなど、気になったことはとにかくやってみるがモットーです!
私が所属している「アフターセールス企画部 KGSP開発グループ」では、KGSP (コベルコ・グローバル・サービス・パーツ)という、純正品を目標とした高い品質と低コストを実現するアフター専用部品を開発する部署です。
KGSPの商品は、バケット周りのツースやアダプタ、足回り部品など、ミニショベル用から重機ショベル用まで約600種類以上を用意しており、その仕様決定から販売後の不具合対応までの一連の業務をKGSP開発グループが担っています。
その中で、私は主に以下の業務を行っています。
A:お客様や市場のニーズを調査
国内外問わず、どのような商品が求められているのか調査・ヒアリングを行い、その中から設定すべき部品を決めます。
B:KGSPの仕様・価格設定とサプライヤの発掘
お客様や市場のニーズをもとに、部品の仕様・価格を決定します。その後、作成した図面を元にサプライヤを探し、試作品を製作して様々なテストを行います。テストして品質に問題がなければ、お客様に販売します。
C:販売後に発生した不具合の対応
KGSP開発グループでは、設計者本人が開発した商品の不具合対応までを責任持って行っています。不具合のあった部品の状態を把握したうえで、改善方法を検討し、処置対応を行います。
入社後数十年にわたり、ゴム、鉄、樹脂問わず、様々な部品の設計を担当していました。ミニショベルから、ホイール式油圧ショベル、100トンクラス大型解体機など、幅広い製品に携わりました。
印象に残っている仕事は、業界初の重機用ゴムクローラの開発です。
道路工事などの現場では、鉄クローラだとアスファルトが傷ついてしまうため、一般的にゴムクローラが使われています。当時はミニショベル用のゴムクローラはありましたが、重機用はありませんでした。機械が大きくなるほど部品も耐久性のあるものが求められ、コストもアップしてしまうので、大変苦労の伴う開発だったことを覚えています。そのように、難しく、どこもやっていなかったことでも 「1人でも多くのお客様の不便・不満を減らしたい」 という思いでチャレンジしてきました。
長く開発に携わっていますが、ものづくりに対してのこだわりは、諦めない&妥協しないこと。やったことのない仕事や困難が予想される仕事こそ、諦めずに工夫し続けることが良いものづくりをするのに必要なことだと感じています。
コベルコ建機では、 「アイデアコンテスト」 というものを定期的に開催しています。営業スタッフやサービススタッフを対象に、お客様からいただいたご要望をアイデアとして募り、実際にその商品を開発するというものです。特許を取得した圧抜きプラグはこのコンテストから生まれた商品。長期保管しているアタッチメントを取り付ける場合に配管内が高圧になることを防ぐため、アタッチメントを分解する際に油と空気を抜くプラグです。他にも、溶接ツース盤や水にぬれてもにじまないボールペンなど、多くのご要望を、コンテストを通して形にしてきました。
開発の仕事は、これまでに前例がないことをしたり、時には反対を受けたりすることもありますが、お客様の 「こんなのがあったら良いな」 を形にして販売開始できたとき、さらに、お客様に喜んでいただけたときには、喜びとともにやりがいを感じますね。
コストと品質の両立は簡単ではありませんが、その両方を満たして 「コベルコ建機のKGSPはピカイチだね!」 と言われるほどの商品を開発するのが夢です。
また、それを達成するために、若手の育成もしていきたいと思っています。私たちの業務には、部品だけでなく機械全体の知識や貿易や為替についての知識も必要です。貪欲になんでも知りたい、知識を得たいと思う方や、臆することなく人と接せられる方は、どこでも活躍できると思いますし、そのような情熱を持った次世代の開発者を育てたいと思っています。
これまでに多くの経験を経て深めてきた知見やノウハウを、若い方にも伝えていき、コベルコ建機の商品を使って喜んでいただけるお客様をもっと増やしていきたいです。
大の愛犬家で、スタンダードプードル2匹とトイプードルの1匹をとても可愛がっています。
先日、SNSの投稿を見た会社の同僚から 「男の子じゃないか?」 と指摘され確認したところ、女の子だと思っていた子が、なんと男の子・・・。13年も勘違いしていたなんて、信じられませんでした。
私が所属している「企画管理部 コーポレートコミュニケーショングループ」は、お客様、従業員、株主、地域社会などへ向けて情報発信やコミュニケーションを行う部署で、コベルコ建機のイメージ向上、信頼関係の構築、ブランド価値の向上などを目的に活動しています。
その中で、私は主に以下の業務を行っています。
A:ブランディング推進
ブランディング推進プロジェクトのリーダーとして、コベルコ建機グループの企業理念の取りまとめを行い、社内外への浸透活動を行っています。
B:全社会議のとりまとめ
経営会議、取締役会、株主総会など、全社的な会議の事務局業務(議案や資料の取りまとめ、アジェンダの作成、議事録の作成など)を行っています。
C:WEBサイトやSNSの監修
コベルコ建機ブランドに関するWEBサイトやSNSのコンテンツ監修を行っています。
D:オリジナルグッズやノベルティの企画・製作
コベルコ建機ファンショップで販売するオリジナルグッズや、展示会でお渡しするノベルティなどの企画・製作を行っています。
コベルコ建機に入社してから8年間は、クレーンの製品ブランディングに携わりながら、プレスリリースや取材対応などの広報業務を兼任していました。
現在のコーポレートコミュニケーショングループでは、ブランディング推進プロジェクトのリーダーとして、コベルコ建機の企業理念の取りまとめを行い、社内外への浸透活動を行っています。
日々の業務を行う中で、社員のエンゲージメントが低いと感じることや、コベルコ建機として外部に発信する際のイメージが統一されていないという課題に直面しました。そこで、「全グループ員が一つになり、同じ未来を見据えるためには、理念体系を見直す必要がある」 ということで、新しいフィロソフィーを構築するために、ブランディング推進プロジェクトが動き出したんです。
プロジェクトでは、まずはアンケートやワークショップを全社的に実施しました。「コベルコ建機らしさとは何か」を考える内容の中で特に印象に残っているのが、「お客様」や「寄り添う」という言葉を回答された方がとても多かったこと。コベルコ建機がずっと大切にしてきた「ユーザー現場主義」が自然と社内の考え方として根付いていることを再確認できました。
完成した「あなたとつくる、つなぐ、未来へ」というコーポレートブランドメッセージは、「あなた」目線で考えるという「ユーザー現場主義」の考え方がもとになっています。お客様をはじめ、社会や仲間たち、すべての「あなた」を想って活動していくことが、良い未来に繋がると考えています。
完成したフィロソフィーを全社に向けて披露した時には、とてもドキドキしました。1年以上にわたり取り組んできたプロジェクトだったので、どう受け取られるのか楽しみな気持ちと、少し不安な気持ちがありました。いざ披露してみると 「コベルコ建機らしさが出ていて良かった!」 「動画も良かったよ。○○さんが出演していたね。」 など、嬉しい声をたくさんいただきました。グループ全体でつくりあげたものが、多くの方に共感してもらえたことに、とてもやりがいを感じましたね。
フィロソフィーは完成しましたが、さらに社内外へ浸透させていくために今後も継続的に活動は続けていく必要があります。たくさんの人にコベルコ建機の良さを理解してもらい、共感してもらえるよう、私自身がもっと魅力的な仕事をすること、魅力的な仕事をしている人をたくさん見つけること、そしてそれを社内外に広める方法を考えることを意識して、今後も努力していきたいと思っています。
コベルコ建機の好きな所は、フラットで風通しが良いところです。
社長が同じフロアで仕事をしていたり、立場を問わず「さん」付けで呼んだりすることが当たり前の環境なので、上司や部下関係なく、気兼ねなく何でも相談できる社風だと思います。(一部の部署だけでなく、グループ全体でそのような雰囲気があります!)
入社した時から温かい空気感があり、とても自分にも合っている会社だと感じています。
「体育会カラオケ部」というカラオケ好きが集まる有志の会があり、そのキャプテンを務めています!
退職された方も含めると20名以上のメンバーがいて、定期的に歌いに行っています。
ストレス解消にもなりますし、仕事や部署を越えて交流ができる貴重な場になっています。
社内では「採点で95点以上を出さないと入会できない」とか「精鋭たちの集まり」など、色々なウワサが立っているみたいです・・・(笑)