理系人材の育成を目的に広島大学が実施するプロジェクト「グローバル・サイエンス・キャンパス(GSC)」に今年も参加しました。
私たちのカリキュラムは理系高校生を対象に、ショベルの構造やアタッチメントの動きのモーメントを、パスカルの原理、三角関数など数学や物理の内容と合わせて解説。ショベルの安定性、掘削力の性能計算の演習問題を行うなど、かなり難易度の高い授業でしたが、参加した学生の皆さんからはするどい質問が飛び交い、講師役を担当したCSR委員が驚く場面も。皆さんが熱心に取り組む姿がとても印象的でした。
後半は実際のショベルを使っての講義で、ショベルの間近で構造を確認したり、授業で計算した内容を実際に動かして試したりするなど、普段見ることがない大きなショベルに皆さん興味津々。バケットの先端で空き缶を吊る、細かな操作のデモンストレーションでは、成功した瞬間に大きな拍手が起こるなど、学生、教職員、CSR委員の全員が協力して、充実した授業を行うことができました!